冬の体調不良の傾向と対策

自律神経系の症状や精神疾患などの症状は、冬にかけて出やすかったり、症状が悪化したりすることが知られています。

今回は、冬の体調不良とその傾向と対策をお話しします。

体調不良の要因は当然沢山ありますが、個人的には「寒さ」「食べすぎ」「夕方の過ごし方」です。

【寒さ】

私たちの身体は、個人差はありますが生き物のである以上「寒い」という感覚に大変ストレスを受けます。

気温は全生物の生死にかかわる問題で、生物の進化は気温と飢餓を回避するためと言ってもいいでしょう。

たかが「寒さ」と思われがちですが、「寒い」という感覚は皆さんが思っているよりも遥かに強大なストレスなのです。

対策はもちろん「温める事」です。

寒さで体調不良を起こすくらいなら、防寒対策にお金を払う方が安く済みますので、ケチらず対策にお金を使ってください。

温かいと、人は安心するものです。

【食べすぎ】

寒いとどうしても進むのが「食事」ですね。食欲の秋を通り過ぎ、暴飲暴食の冬です。

胃腸の疲労や肝臓・腎臓の疲労など、内臓の不調は体調不良の源といっても過言ではありません。

それに冬は寒さで体を動かす機会がどうしても減りますので、血行も悪くなっています。

血行不良がおこっている内臓は、そもそも疲れやすいのです。

忘年会・クリスマス・お正月・新年会…イベントが目白押しで、楽しみなのは良い事ですが、食べ過ぎ飲み過ぎには注意しましょう。

【夕方の過ごし方】

冬は日照時間が短いからか、活動時間がどうしても短くなってしまう傾向にあると本で読んだことがあります。

皆さんがどうかはわかりませんが、確かに私は冬になると午後4時以降に外に出ようと思えません。

理由は、寒いしちょっと暗いから。

夏に比べて活動しない分、体力を使いませんし１日の満足感も減ってしまいます。

結果として、ぐっすり眠れない・何だか消化不良の一日だった・ダラダラ食べる。になってしまう事が多々あります。

そんなグータラな私の改善策は「前倒し」です。

普段よりお風呂に早く入って、晩御飯も早く用意して、映画やテレビを見ながら食事をして家族団欒を楽しむようにしました。

夏だったら「まだ外で行動できるのにもったいない」と思う夕方ですが、冬のこの時期は「どうせ外に出ないなら家の中で楽しもう」に切り替えています。

結果的に満足感が増えて、QOLを高く保てています。

サマータイムならぬウィンタータイム！！お勧めです。